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屋外照明を設計するうえで、最も重要なポイントのひとつが「防水性能」です。特に日本のように四季があり、梅雨や台風、冬の雪解け水など、年間を通して湿気や雨にさらされる環境では、照明器具がどれだけ耐候性を備えているかが、長期的な安全性と信頼性を大きく左右します。
防水性能を表す「IPコード」
照明器具の防水・防塵性能は「IP(Ingress Protection)」コードで表されます。たとえば「IP65」のように表記され、最初の数字は防塵、後の数字は防水の等級を示します。屋外で安心して使用するには、最低でも「IP44」以上、風雨が直接当たる環境では「IP65」以上が推奨されます。設計段階でこの規格を意識することで、製品の信頼性を大きく高めることができます。
水の侵入を防ぐ構造設計
防水性能を確保するためには、単にパッキンを入れるだけでは不十分です。ケーブルの引き込み部、ネジ穴、シェードの継ぎ目など、水の侵入口となりやすい部分をどれだけ丁寧に処理できるかがポイントです。また、内部に水が溜まらないよう、微細な排水経路を設ける「ウォータードレイン構造」も有効です。これにより、仮に雨水が侵入しても内部の電子部品を守ることができます。
材料選定と表面処理
屋外用照明には、アルミダイキャストやステンレス、真鍮など、耐食性に優れた素材が選ばれます。さらに、粉体塗装やアルマイト処理を施すことで、塩害や紫外線による劣化を防止します。これらの処理は見た目の美しさだけでなく、耐久性とメンテナンス性を両立させるための重要な工程です。
安全性とデザインの両立
雨に強い照明器具というと、無骨なデザインを想像しがちですが、最近ではデザイン性と防水性を両立した製品も増えています。特注照明では、設置場所の環境や建築デザインに合わせて構造と素材を選定し、美しさを保ちながら耐久性を確保することが可能です。照明は単なる光源ではなく、空間を演出するデザイン要素でもあります。

「雨に抜けれて大丈夫な照明器具設計」は、見えない部分の工夫が積み重なって生まれる技術の結晶です。外観の美しさだけでなく、長期間にわたり安心して使用できる構造・素材・設計思想が揃ってこそ、本当に優れた屋外照明といえるでしょう。環境に寄り添いながら光を届ける設計こそ、これからの時代に求められる“あかり”の形です。
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